壊れたら作り直すチャンスだ

背景

「直す」シリーズ再び。

会社の人にオススメされてから、BRITA社のボトル型浄水器
自分でも愛用するようになりました。

www.brita.co.jp

ある日、蓋を付けたまま落下させてしまい、中に水が入っていて
重量があったせいか、蓋が割れて壊してしまいました。

直接に口を付ける仕様なので、蓋が無いと衛生面が心配です。
蓋単品が売ってなさそうなのと、また簡単に壊れてしまいそうなので、
3Dプリンターで自作してみました。

完成品

最終的に完成したのがコチラになります。

作り直すというタイトルにも関わらず、だいぶ形が変わりましたねw
この形に辿り着くまで10パターン位はテストして試してみる、を繰り返しました。
特に苦労した、工夫したのは次の2点。

(1) 蓋の嵌め合い

蓋の内接円径がボトルよりやや小さく、厚さ1mmで作ると良い感じで
ハマってくれるのですが、変形させている状態なので繰り返し使うと
積層部分にひび割れてしまいました。
厚さ1.5mmにする事で強度アップ。蓋の内接円径をギリギリの寸法にして
蓋全体をドライヤーで温めてからボトルに嵌める荒業で、丁度良い具合に
合わせ込む事に成功しました!

(2) 蓋とボトルの繋ぎ

ストラップ兼、蓋の落下防止のため、蓋とボトルと繋げた形にしました。

3Dプリンターの印刷範囲内に収まるように、赤線部分で折り曲げる仕様です。
緩い曲線で構成する事で違和感は無く(?)なりました。

この部分も造形後に、ドライヤーで温めながら曲げています。
PLAは簡単に柔らかくなるので温め過ぎ注意。もちろん火傷にも注意が必要です。
TPUで造形すればドライヤー不要かもしれません。

最後に

苦労した甲斐あって、とても良い出来になったと(自己)満足しています。
折角なのでDMM.makeにも登録してみました。
サイズが大きいせいか高過ぎですね....

make.dmm.com

別のサービスにも登録してみました。
送料含めてもこちらの方がまだ安い。

www.shapeways.com

他に良いサービス業者があれば、情報いただけると幸いです。