気に入らなければ作り直せばいい

直すシリーズ第三弾(これ以降も続くかは未定)
今回は関数電卓です。

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学生の時から使ったり使わなかったりして、早20年以上が経過。
本体はまだ現役バリバリ(古い)ですが、ビニールのカバーが
ボロくなって捨ててしまったので、新しく作り直す事にしました。
またも3Dプリンタの出番です!

出来たのがコチラ! ....これだけ見ても伝わらないかも知れませんね。

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この関数電卓の型番は、カシオのfx-4500pです。
古過ぎるので、メーカーwebページも無くなってしまいましたが
スライドして差し込む樹脂製カバーが付属していた別の機種もあったハズ?
ビニールのカバーしか付属していなかった本機種の側面にも
樹脂製カバーが付けられそうな溝が入っています。
本体ケースを共通化していると推察、樹脂製カバーを設計制作しました。

本体をノギスで測定して試作した結果、かなり良い感じに仕上がりました。
ボタンを守るカバーになる事はもちろん、裏返して付ければ邪魔になりません。
精度良く造形できているので、ガタ付きも無し。
しかも、ちゃんとロックが効きます!


カシオ関数電卓カバー

電卓側に小さい凹みがある事に気づいて、カバーのガイド上の
ちょうど同じ位置に小さい出っ張りを付けたのでした。
その周辺を切り欠いているので、少しだけ広がる構造です。
よって、奥まで差し込むとカチッと止まるようになりました!
実はこれが試作3回目でして、苦労した甲斐がありました。
実際にお見せできないのが残念!

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今回はレインボーカラーのフィラメントを使用しました。
少しずつ色が変わるので次に印刷した時は、黄色~赤っぽい色に
なると思います。FLASHFORGE純正品にも同じ色があると良いんですけどね。

ただいまDMM.makeにて出品申請中です。
出品申請通りました!

make.dmm.com

同じ電卓をお持ちの方は、是非お試しください~
ただし一色のみになるのと、値段ちょっと高めなので
希望者がいれば(いるのか?)ウチで印刷した物を提供する事も
考えたいと思います。