背景
ずいぶん前に、愛用のマウスとキーボード(テンキー)について
記事を書いています通り、手に触れるデバイスには拘りがあります。
お気に入りキーボードとマウスについて - Do, or do not. There is no try!
当時は未だ左右対称のマウスを使用していましたね。
コレも購入して1~2年で、またホイールボタンが死んでしまい
今度は3ボタンマウスにしようかなと悩んでいたのが、約1年前だったと思います。
【CATIAとマウス】
— しぶちょー (@sibucho_labo) April 15, 2021
CATIAを使っていると結構マウスが壊れる。操作上、ホイール部を押す回数が多いので頻繁にホイールがお釈迦に・・・。
そこでCAD用の3ボタンマウスを買おうか悩み中なんだけど、CAD以外の作業で支障がありそう。
これって実際どうなの!?3ボタンマウス使ってる人いたら教えて! pic.twitter.com/qQ8NzngeWA
同じ事で悩んでらっしゃる方が!という事で、マウスを買い替えて
既に1年近く経った今更ながら、レビュー記事を書いてみました。
紹介と結論
レビューするのは、Logicool社製ゲーミングマウスG600 です。
先に簡単に結論だけ書くと「イマイチな点も多いけど、とりあえず使えている」
という感じです(なんじゃそりゃ)
特徴とボタン割付
親指部分に12個もボタンがあるという点が悪目立ちますが
特筆すべきは、ホイール付き3ボタンという点です。
しかもLogicoolのゲーミングマウスなので耐久性も期待して買いました。
冒頭に書いた通り、危なげなく1年は耐えてくれています。
では、お待ちかね(?)のボタン割付けです。
詳細は後述にて。
良かった点
1. 3ボタン良い!ホイールも必要だよね!
今までホイールボタンを押しまくる事に違和感無かったのですが
同じ機能を左右クリックボタンと同様に押せるのは、想定以上に快適でした。
何故もっと早くコレにしなかったのかという程。
CADモデルの拡大縮小はCtrl押しながらドラッグ(使用ソフトによる)でも出来ますが
慣れ親しんだホイール回転の方が便利です。Excel等では最早必須です。
CAD用のいわゆる3ボタンマウスじゃ駄目なんです。
という訳で、このマウスを選んだ甲斐がありました。
が、以上。(えっ)
イマイチな点
1:専用アプリの通りに設定が反映されない(出来ない)
致命的に残念です。
3ボタンを左から順に「左クリック」「中ボタン」「右クリック」で
設定できていると思いきや、「左クリック」「右クリック」「中ボタン」
となってしまいます。どうやらホイールの左右ボタンは他の機能に
変更する事ができない固定の仕様になっているようです。
「Gシフトボタン」というモード切替機能を使えば割り当てられましたが
わざわざ同時押しするのも面倒なので、左右中の順で慣れるしかないです。
素直にコッチを買えば良かったのですが、ちょっと高いんですよね....
2. 親指ボタン12個の扱いに困る
これは想定内ですね。予想通り覚えられません。
私は手が小さい&にぎり持ちスタイルで、先端側のG9~G11は届きませんので
割り当て無しにしています。残り9個ですが、それでも私には多過ぎです。
Shift, Ctrl は中ボタンと同時押しで使用頻度高め。
Escも時々使うかな。
他は設定しているものの殆ど使っていません。
「Gシフト機能で割り当て可能なボタンが倍増!」って、そんなに要らないよ(笑)
3. ケーブルがちょっと固い
ゲーミングマウスによくある組紐状の被覆ケーブルで、丈夫そうな半面
ちょっと抵抗感があると言うか、固めです。
マウスバンジーという物を使えば解消されるかもしれませんが
邪魔になりそうで逆にイライラしそうなので、我慢して使っています。
4. 左右対称形じゃない
私は右利きでマウス操作は普段は右手ですが、ごくたまに
左手に持ち換えたくなる事があります。
G600を買った時点で諦めていたとはいえ、左右対称形が
良かったなぁと思い出す時もあります。
最後に
駄目出しばかりの記事にも関わらず、ここまで読んでくださり感謝感謝です。
万が一、Logicoolさんが当記事を目にする事があれば、ボタン割付けだけでも
何とかして欲しいですね。
他にも色々書いちゃいましたが、それさえ無ければ優良品だと思います。
次買い替える頃には、より良い物を安く提供いただける事を祈っております。