背景
先日、「正八面体の3Dモデルがあればな~」と友人が話していました。
少しググってみると、意外と色々なモデリング方法があるみたいですね。
- 正立方体の各面の中点を結ぶ面で切る(双対関係)
- 正四面体の各辺の中点を結ぶ面で切る
私も試しにモデリングしてみました。
作り方
既に色んな媒体で紹介され尽くしてるかと思いますが、
私がモデリングしてみた方法を紹介します。
1. XY平面上にスケッチ1を描く
左図の通り「中心の長方形」コマンドで原点を中心とした長方形を描く。
一辺に水平拘束が付いてるので拘束を削除。
右図の通り、向きを変えて補助線に水平垂直拘束を付与。
一つの辺に寸法拘束を追加。寸法名がd1になってるハズ。
何故か完全拘束にならないけど、気にせず終了。
2. XZ平面上にスケッチ2を描く
1本の直線を描く。
右下の端点はスケッチ1の点と一致拘束。
左上の端点はZ軸と一致拘束。
直線の長さは寸法=d1とする。
3. ロフト、ミラーコピー
スケッチ1とスケッチ2のZ軸上の端点をロフトで結ぶ。 このボディをXY平面でミラーコピー(結合)したら完成。
4. 向きを調整
このままだと3Dプリントしにくいので、向きを調整する。
位置合わせコマンドで、始点を一つの面の重心、終点を原点にして
選んだ面とXY平面を一致させる。
違う基準平面に貼り付けられてしまったら90度回転させて向きを調整する。
完成
この記事を書いてる内に3Dプリントできました!
参考にしたウェブページについては、amazonで「バランスエッグ」と検索。
手抜きしたので角が歪んでしまいましたが、サイズはぴったり再現できました。
重さが9gに対して約6gしかありません。見本は意外と中身が詰まってるようです。
以上、GW休みの戯れにお付き合いいただき、ありがとうございました。